-ラステルライブラリー-

創天世紀:第4章

人々の手に、言葉が芽吹き、壁には物語。

言葉の歌、色彩の舞。

地上に留まらず、人々は見上げる、見渡す、求める。

それは天災の答え、それは幸運の源。

人々は求め続ける、何を、どこから。

それは遥かなる空、それは深い海、それは無限の土地。

言葉は誕生し、絵は語られる。

深い願い、強い願望。

人々は何を求めたのか、何を見つけたのか。

それは言葉の源、それは絵の語る物語。

そして、その求め続ける心が、世界の歪を生み出していた。