-ラステルライブラリー-

創天世紀:第5章

人々の想いをのせて、水晶は舞い上がる。

水晶は大空に集まり、天界を織り成す。

古くなった水晶、役目を終えた水晶。

カケラが地上に舞い降りる。

生命の雨。

人々は見上げる、カケラを見つめる。

初めて水晶の存在に気づく、それは奇跡の出会い。

人々はカケラに触れ、新たな物語を紡ぐ。

水晶のカケラ、その中には歴史が、その中には未来が。

そして、滅びが。